2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
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全国柔道事故被害者の会の活動が、Japan Timesに掲載されました。
以下のリンクを参照ください。
http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nn20100826f1.html

複数の事故例の紹介と愛知教育大学の内田先生の死亡率の研究や足柄上病院脳外科医の野地先生による加速損傷の説明、さらに海外の柔道協会では死亡事故事例が無い事など、よくまとまった内容です。
康嗣の事故のケースについても記事中に記載が有り(一部間違った記載もありますが)、康嗣の写真も掲載されています。

日本の柔道事故の実態を世界に発信するきっかけとなればよいと思います。
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【2010/08/27 18:07】 | 全国柔道事故被害者の会
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2010年7月24日に千葉の私立高校の柔道部で熱中症による死亡事故が発生していました。
事故があった地域の当日の最高温度は35.7度、湿度は61%となっています。

柔道場の環境が解りませんが、上記の条件通りであるなら、本来なら運動が原則禁止される状況下での事故となります。

熱中症は、管理監督者が部員の健康状態への配慮を怠らなければ100%防げる事故だと私は思っています。
適切な救護処置が行われたのかも含めて、管理監督者の責任が問われるべきだと思います。


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【2010/08/27 17:53】 | 柔道事故
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昨年の今日、2009年8月24日午前2時6分に康嗣の心臓が停止したその日から、丁度一年が経ちました。

命日の今日は、朝から、康嗣が通っていた塾の先生、康嗣の友人の方々に弔問をいただきました。
ありがとうございました。

また、午前中にはテレビ朝日の「スーパーモーニング」で、夕方には毎日放送の「VOICE」で康嗣の事件を報道いただきました。
昨年、秦荘中学校で起こった事、真実の追求に立ち向かう壁、そして全国で起こっている柔道事故の事、多くの事件・事故に共通する問題点。
多くの方に知っていただけたのではないかと思います。

このブログにも多くのコメントをいただきました。
ありがとうございました。

康嗣の死の原因、真実を明らかにするためには、まだまだ遠い道のりを歩んで行かなければなりません。


秦荘中学校では、今日が登校日となり全校集会が開かれました。

私達が業務上過失致死罪で刑事告訴をしている北村学校長が、
「今日を登校日にしたのは、二つの狙いがある。
一つ目は、昨年柔道部の練習中の事故で亡くなった康嗣君の冥福を祈り、みんなで安全で安心な学校作りをしていくため、
二つ目は、命の尊さや命を輝かせて生きる事の尊さを学ぶため」
と話したそうです。

一宮元顧問による不適切な指導の真実を隠蔽しようとし、学校の教職員に何も話すなと命じた学校長の言う、安全で安心な学校作りとはどのようなものなのでしょう。

2年生の教室には、康嗣が進学したものとして机が置いてあり、その机の上には花が飾られているというような事も話していたそうです。
遺族との対話を拒否し、真実を隠蔽していることなどおくびにもださず、学校の内側だけを取り繕う欺瞞。
今更ながらに、怒りを感じます。
秦荘中の教職員には、康嗣の事を語る資格などありません。
また、学校の安全を疎かにし、その事実を隠蔽しようとするような人物に、学校の安全を語る資格もありません。

私達は、全国の柔道事故の被害者家族とともに、今年の3月に「全国柔道事故被害者の会」を立ち上げました。
中学と高校の学校活動だけで、1年間で平均4人の子供が柔道の練習中に死亡しています。
これが30年近く続いているのです。
30年近く、毎年子供が死んでいるにもかかわらず、柔道による事故の原因が究明されなかった事、その為に事故に対する安全対策がたてられなかった事、これが柔道事故が減らない原因です。

柔道事故の原因を究明し、安全への対策を講じること、そして正しい指導の行える指導者を育成することができれば、私達は、事故による死亡者を激減できると信じています。







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【2010/08/24 20:41】 | マスコミによる報道
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愛荘町にメールを送りました。
heppoko runner
 表題は「村川康嗣くんの一周忌に際して」
 以下に、本文をコピーします。

  きょう8月24日。
 秦荘中1年生だった村川康嗣くんが、残念なことに亡くなられて1年が経ちました。
 前途有為な、笑顔がとてもチャーミングな少年が、悲しいことに亡くなられたという
事実について、愛荘町がどう考え、どのように対応しようとしているのか?
 具体的にご説明いただきたいと思います。
 何卒よろしくお願い申しあげます。

 以下、住所と実名を記しました。
 つまり、わたしは個人情報を明らかにしたうえで、愛荘町の意見を求めています。
 真摯な回答を得られるのは、当然のことと認識しています。

No title
mikeneko
愛する甥っ子さんを亡くした気持ち痛いほど解ります。
実際私も甥っ子がいるので将来運動部に入って体罰されたら妹も私も悲しみます・・・(+o+)
顧問の先生は逃げているみたいですね・・・(+o+)
教員として顧問として一体何をしているでしょう。
組織的にかくまっているからこの顧問は生きているでしょう。
正直腹立ちますね!!((+_+))

No title
-
昨日秦荘中学校に抗議のメールをしました。
以下が内容です。

賀県愛荘町立 秦荘中学校
校長先生以下職員の皆様へ

始めまして

今日テレビのワイドショーにて、貴校の柔道部の事故を知りました。
皆様は20年前の「女子高生コンクリート詰め殺人事件」をご存知でしょうか。
100人以上の少年達と監禁場所に頻繁に出入りしていて、主犯格の犯人達と複数人で女子高生を41日間強姦虐待の挙句殺害ドラム缶にコンクリート詰めにして遺棄した事件です。

犯人達は誰一人として、虐待を止めようとせず、警察に通報することもなく、女子高生を見殺しにした、残虐鬼畜の事件です。

ワイドショーを見ていて、貴校の校長以下または、教育委員会の人間達はこの「女子高生コンクリード詰め殺人事件」の犯人達と性根が一緒だと感じました。

正義感のかけらもない教育者ですね。

責任を認めると、「職を失う、給料が減る、退職金がなくなる」というのが一番の理由ですか。(生徒より我が身が一番なんですね、だったら、先生になってはいけません)

事故を認め責任を取り、今後二度とこのような事故を起こさない為に努力をしなければ、皆様のこれからの人生は針のむしろのようになるのではないでしょうか。

残念ながら、亡くなられた生徒さんは戻ってこれません。
償いなどできようはありませんが、被害者の御家族の事などを考えたら、潔い態度で対応される事しかありません。
そうする事で、今よりかは、世間に納得してもらえるのではないのでしょうか。

今日のニュースで放送された内容の対応を貫き通すのでしたら、秦荘中学校のこの事故は以後事故ではなく、事件として、永遠に語られる事になると思います。

秦荘中学校に残された道は勇気を持って真実を語る事です。

でなければ、保護者や生徒達は先生を信頼しなくなります。

勇気ある態度で臨まれるよう切にお願いいたします。

以上抗議文をメール送信しました。

昨日テレビにて拝見させていただきました。泣き寝入りをしない、徹底的に戦う姿勢に脱帽いたします。私にできることは、微々たることでしょうが、自身のアメブロでも記事を紹介しました。

私も腐った根性の教育者を許してはいけないと思います。

教育は洗脳でもありますので、正しい考え、価値観の見極め、自分よりも弱い者への愛情、正義感、などの考えをもっている人材が必要ですね。しかし今の日本にどれだけの先生がいるでしょう・・・


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祥月命日は8月24日ですが、本日一周忌の法要を行いました。

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【2010/08/21 07:22】 | 康嗣の症状・術後の経過
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康嗣くんのご冥福をお祈り申しあげます。
heppoko runner
 村川康嗣くんのご冥福を、心よりお祈り申しあげます。
 またご遺族のご無念、いかばかりかと拝察いたします。
 衷心よりお悔やみ申しあげます。

Re: 康嗣くんのご冥福をお祈り申しあげます。
Uncle Mustache
heppoko runner様

いつもコメントありがとうございます。
法要の最中に、思い出していたのは去年の事でした。
週末ごとに東京から滋賀に戻り、康嗣の病室に向かった事、病室で会うたびに痩せて行った康嗣の顔、日々変わっていった学校の対応。
世間では一年前の出来事でしょうが、私達家族には今も継続している現実である事を改めて感じました。

No title
りんご
村川康嗣さんのご冥福を、心よりお祈り申しあげます。

スーパーモーニングを、泣きながら見ています。
大変でしょうけれど、がんばってください。


はじめまして
SARA
テレビ拝見させて頂きました。

亡くなった御本人、遺族の方々の無念…
想像するにあまりあります…

真実を話し誠心誠意謝罪すると言う
人として最低限の事すら出来ない学校側や教育委員会に
激しい憤りを感じます。

同じ不幸を何度も繰り返さない為に
これ以上辛い思いをされる方が増えない為に
同じ子供を持つ保護者として何をすべきか
何が出来るのか…
考えていきたいと思います。

最後に…
甥御さんの御冥福を心よりお祈りしております。


テレビ朝日の番組をみて
東京のたけ
亡くなられた康嗣くん、御家族の皆さんの気持ちを考えると
番組を観てるのが辛くなるくらい、教育長たちの発言には腹がたちました…

軽々しい事は言えませんが、絶対に負けないで下さい!
康嗣くんのためにも…


No title
-
康嗣さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私は中学校の教員です。
本日、スーパーモーニングを見ていたところ、この報道に接しました。
一教員の立場と、また、来年中学生になる娘がいるので、親の立場とで見ました。
自分の大事な子が、康嗣さんのような経過をたどって命をなくさなければならなくなってしまい、そしてその原因究明が明確になされないままにうやむやになってしまったとしたら…、TVで伯父様がたまらず発言なされた場面が放映されていましたが、私とて居ても立ってもいられず同じ行動を起こしたでしょう。机を蹴倒すぐらいのことはするかもしれません。
教員としての立場で考えても、「なんで?」と首をひねってしまうような顧問の行動と、教委・行政側の調査結果および説明でした…。
教育に携わる側としても、親の立場としても、いたたまれないことです。
私に何ができるわけではありませんが、事実の究明が迅速になされることを、そしてそれがお母様をして康嗣さんの霊前できちんと報告できる内容であることを切に祈るばかりです。とても人ごととは思えません。

初めまして
-
今回の事件の 顧問は非常勤教師です。何度も教員試験を受けていました不合格で本採用はされていない人物です。県にも、責任があると思います。
本当の柔道バカが指導していたのです。学校側は柔道部の存続させないといけないので 顧問として非常勤教師を。そして、顧問自身の柔道も 素晴らしいレベルではありませんでした。

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8月24日、康嗣の命日のその日に2つのテレビ番組で康嗣の事件を報道して頂く予定になっています。

テレビ朝日:スーパーモーニング
08:00~09:55

毎日放送:VOICE(ヴォイス)
18:15~

お時間のある方は是非ご覧ください。


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【2010/08/20 14:26】 | マスコミによる報道
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体罰について
heppoko runner
 8月21日付朝日新聞beで、虐待や体罰をしている親の回復支援団体
「MY TREE ペアレンツ・プログラム」の中川和子・副事務局長が
「体罰は百害あって一利なし」とコメントしています。
 そのうえで「体罰=親の思考停止」と考えるべき、と述べています。
 「親」を「教師」に置き換えてみてください。
 一宮元顧問はもとより、秦荘中全体が思考停止に陥ってたんじゃないですか?
 真摯な反省を求めます!

スーパーモーニングをみました
とんぼ
スーパーモーニングをみました。
学校や教育員会の対応に、ただただ驚いています。
事件のことは、昨年ニュースで知っていましたが、その後このような経過になっているとは、意外でした。
日本という国は、技術や、企業も含めた組織の保護を優先し、個人や人間の人権については、恐ろしく後進国です。
現実に、指導者の無知な体罰が原因で亡くなっているのに、それを隠す体制の裏側に、何があるのでしょう?
個人的な利害が潜んでいるのでしょうか。
怒りを感じます。
そして、ご遺族の無念をお察しいたします。
報道を見た全国の人も同感だと思います。


No title
-
校長と教育委員長の二人が悪いのですよ。自分の事しか考えていないので。

スーパーモーニングをみました
-
偶然、テレビで拝見しました。

遺族の方には申し訳ないのですが、
事故について、本日はじめて知り、衝撃を受けました。

第三者委員会の方も、教育委員会の方も、
問題に対して、真摯に向き合っていないことが
画面からも伝わってきて、非常にショックでしたし、
憤りを感じました。
子供は国の宝です。
今後事故を発生させないためにも、原因を明らかにしたいという
お考えはそのとおりだと思います。
その原因解明について、教育委員会は何を隠しているんでしょうか?
真摯に問題に対応していただきたいです。









-
初めてまして。書き込み失礼致します。
今朝、テレビで拝見してネットで色々調べていたらここにたどり着きました。
事件の事はニュースで存じていましたが水面下でこのようなことがおこっていたとは・・・


私の目から見ても間違いなく体罰だと思います。


尊い命が犠牲になってるのに言い逃れや揉み消しばかりで
大の大人が、しかも子供達を指導するべき立場があのような態度・・・
情けないです。
学校側、教育委員会に激しい苛立ちを感じました。

私も母親なのでお母様のインタビューを見て憤りを感じ涙が出ました。

ご遺族の思いがいつか報われる事を信じ、

最後になりますが、ご冥福を心からお祈りします
m(__)m


今朝のTV観ました
たっきー
「それでも教育者か!恥を知れ!!」との言葉に私は、「まったくだ!」と立ち上がりたくなりましたが、彼らには響いたでしょうか?
逮捕者が出た相撲部屋のリンチ、そして30年ほど前、京都のお嬢様学校在学中に、バスケ部上級生数人が顔が見られないほど腫れあがっているのをたびたび見かけた事を思い出しました。
同級生に聞くと、顧問の先生が練習中に殴るらしいと。普段はお腹など見えない所を殴る蹴るしてると。
授業の時はとても優しく面白い先生だったので信じられませんでしたが、やっていいことではないと思い、「言いにくければ、部外者の私が校長に話す」というと、驚くべき事に、「体罰が嫌な人は辞めるだけ。残っている者は絶対告げ口しない暗黙のルールがある。あの先生が居なくなったらインターハイで勝てなくなる。学校側もあの先生が来てからバスケで有名になったと喜んでるし見ないふりしてると思うよ。だから黙ってて」と言われてしまいました。
秦荘中学校も柔道が強いんですよね。でも他の生徒さんは体罰があった事を証言してくれて健全な精神なのが救いです。
それに引き換え、大人は保身ですか…情けない。
どうして同じようなニュースを見聞きしているのに、保身に走った結果を想像できないのでしょう。真実を明らかにして謝罪し、二度と同じ事が起こらないようにする。…そんなにやって損な事でしょうか?
18:15~のVOICEも観ます。
日本中の教育関係者が目をそらさずに観てくれたらいいのにと思います。

TVみました
ホリ
チャンネルを変えた時に秦荘中(6年前まで滋賀に住んでいました)と聞こえてびっくりしてTVをみました。内容を聞いてすごくびっくりしました。ただただ悲しくなりました。どうして顧問の先生が出てきてしっかり話さないのかこういう事件があるといつもおもいます。隠すんじゃなくてしっかり説明する当然です。子供を学校に行かせるのが怖くなりますよね。

言うだけ無理
やす
あきらめきれないと思いますが相手があんなんではいたちごっこ 教育委員会も責任逃れしたいだけでしょせん 皆誰でも自分さえ良ければと感じてるはず お母様やおじ様が必死に言っても言い逃れしかしない相手に言っても駄目ならそんな滋賀県内におさまらずに国会や文部省ぐらいまで話しを大きくしないと亡くなりになった息子さんがうかばれないと私は思いますよ

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先日記載した通り、愛荘町教育委員会の発表は体罰の有無であり、遺族の求めていた暴力行為そのものの有無ではありませんでした。

しかし、検証委員会において、殴られても「気合が入った」と肯定的に受け止めている部員が数人いたと報告された、とする報道があり、暴力行為そのものが存在した事を教育委員会は認知した事になります。
遺族が求め、そして藤野教育長が調査を約束したのは、この暴力行為そのものの有無です。
一人でも平手で殴られていた生徒がいれば暴力行為があったと認めると、記者会見の場で明言されたその教育長による調査で、何故暴力行為を体罰と置き換えなければいけないのでしょう。

教育委員会は「体罰はなかった」と報告するよりも「暴力行為はあった」と報告するべきなのです。
どうしてもエクスキューズをつけたいなら「顧問による暴力行為はあった、しかしそれを体罰であるとは認識していない」とするべきです。


私が、一宮元顧問の暴力行為にこだわるのには理由があります。
暴力行為に踏み込まなければ、安全対策ができないからです。
柔道界には、暴力的な指導を是とする人々がいます。この事を否定できる柔道関係者は1人もいないはずです。(もちろん、暴力的な指導を否とする方もたくさんいます)

柔道事故の根底にあるもの、その一つは一部の柔道指導者の暴力的な体質だと私は思っています。
このような悪しき風習を柔道界からなくさなければ、本当の安全対策はできないと、私は思っているのです。

愛荘町は、先の報告書で顧問の指導が不適切であったとしました、しかし、その不適切な内容に暴力的指導があったことには一切触れられていません。
これでは、駄目なのです。

日常の暴力的な指導は、間違いなく安全への配慮を阻害する要因です。
指導者の暴力行為への恐怖は、中学生であるなら尚更、限界を超えても休むことができない風土を育み、危険回避を阻害するのです。


このブログで何度も記載をしてきた通り、事故の遠因は間違いなく日常の指導の中にあるのです。
そのような暴力的な指導が日常的に行われていた事が、柔道部における安全配慮を疎かにし、そしてそれが、強行で限界を超えた間違った指導に繋がるのです。

ここに踏み込まなければ、本当の安全対策など出来るわけがないのです。

しかし、この事に踏み込んだ時に、もう一つの大きな問題が発生しました。
学校や教育委員会が事実を隠蔽しようとする、教育現場の闇の問題です。

福島県の須賀川事件の時も、学校や教育委員会によって同様の事が行われました。

秦荘中学校も同様です。
顧問の暴力問題に触れられると学校及び教育委員会の管理責任が問われるからか、あるいは、柔道部顧問の暴力行為が表にでる事で、何か都合の悪い事があるからか、教師全員が、暴力行為を「見ていない」と否定しました。
暴力行為を直接見た柔道部の幅顧問の教師さえも、この事実を否定し、隠蔽しているのです。

本来、生徒を守るべき教師が、保身のために平気で生徒に不利益な嘘をつくという事。
このような嘘を平気でつける人間がこの国の教育者の中にいる事、そして、そのような人物達が生徒を指導し教育をしている事、さらに学校を指導する教育委員会までもが同様に事実を隠蔽しようとする事、これらは、日本の教育現場の、非常に恐ろしい闇であると思います。

秦荘中学校の柔道部においては、顧問による暴力行為が日常的にあったにも関わらず、それを体罰の定義に置き換え、体罰はないといするその姿勢。
秦荘中学校と教育委員会が、異常なまでに執拗に、暴力行為を否定し、隠蔽し、その事実を公にしたくないのには、それなりの訳が有るのだと私は推測しています。

遺族は、検証委員会での教育委員会からの報告を受け、以下の要望書を愛荘町及び検証委員会委員長に送付しました。

愛荘町長 村西俊雄殿
町中学校柔道部事故検証・安全対策委員会委員長 村田正夫殿
2010年8月12日

「町中学校柔道部事故検証・安全対策委員会」に関する要望書

8月11日に再開された町中学校柔道部事故検証・安全対策委員会にて愛荘町教育委員会が報告をした一宮元顧問の暴力行為につき、以下要望いたします。 



1. 体罰ではなく、暴力行為の有無について再調査を依頼する。
2. 上記につき、全校生徒に対しても無記名式のアンケート調査を行う事。
3. 上記調査を、中学校・教育委員会がするのではなく、検証委員が主導して行う事。
4. 調査内容については、遺族に書面にて報告をする事。
以上

7月14日の記者会見の席上で、遺族が調査を依頼したのは「暴力行為」そのものの調査であり「体罰」の有無の調査ではありません。
本来「暴力行為」=「体罰」のはずですが、以前より、平手打ち等は指導であり体罰ではないとする主張を北村秦荘中学校長がされています。
したがって、記者会見の場では、体罰であるかどうかの判断はさておき、暴力行為があったかどうかについて調査依頼をしたものです。これについて、藤野教育長は暴力行為の有無の調査を了承しています。
また、遺族の調査により明らかに暴力行為があったと証言をされている生徒がいます。事実の食い違いを放置したままでは、あるいは一方的な情報のみを信じては、正しい検証は行われず、正しい安全対策は出来ません。

今回の調査内容は、遺族の依頼した調査内容と根本的に違うため、再調査を求めます。

また、記者会見当日、藤野教育長は全校生徒に対して、調査を行う事を約束されていますが、調査が行われたのは秦荘中学校の教職員と柔道部に在籍、または在籍していた生徒に対して行われたのみです。
全校生徒に対して、暴力行為があったか、暴力行為を目撃したかのアンケート調査を行う事を要望します。その際、生徒の自由意志を尊重するため、アンケート調査は無記名で行う事を要望します。

また、上記調査は中学校・教育委員会が行うのではなく、検証委員が調査を行うことを要望します。


一週間以内に文書による回答をいただけますようお願いいたします。




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【2010/08/14 10:31】 | 愛荘町の説明・対応
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8月11日に愛荘町は、検証委員会を再開し、協議内容について以下の資料を配布いたしました。
8月11日愛荘町配布資料
ダウンロードいただき、ご確認ください。

本日は、この資料と愛荘町の発表につき、遺族よりのコメントを発表いたします。
愛荘町総務課の作成した提供資料の中で、遺族側が求めた一宮元顧問による日常的な暴力行為について町教育委員会よりの報告がされています。
遺族側の依頼内容については、
http://judojiko.blog58.fc2.com/blog-entry-73.html
に詳述していますので参照ください。


教育委員会からの報告は、調査資料が配布されて説明があったものではなく、町教育委員会の堤清司教育課長より口頭のみにて説明がされたものでした。

その説明内容は、資料内にある通り、
「柔道部顧問が日常的・継続的に体罰をふるっていたことはありませんでした」
「事故と体罰の因果関係は認められませんでした」
というものです。

まず、体罰は無かったとしながらも、検証委員会において、
「事故と体罰の因果関係は認められませんでした」
と説明をしていることに、矛盾が有ります。
そもそも、体罰が無いとするのであるなら、因果関係そのものが存在しないはずです。

また、7月14日の記者会見において、遺族側は体罰ではなく、暴力行為そのものの有無を調査依頼していました。
なぜなら、以前より北村秦荘中学校長は、暴力行為は指導であり、体罰ではないとするスタンスを取っていたからです。

しかし、教育委員会は、暴力行為には触れず、体罰は無いとして報告をしているのです。

明らかな論点のすり替えがあります

再調査を依頼する際に、遺族側がこだわったのは、暴力行為そのものについて調査をすることです。
上述の通り、体罰の定義論にすり替えられ、体罰は無いとされる事を危惧し、遺族側は体罰であるかは別にして、
暴力行為の有無を調査するように依頼をしていました。

それについて、藤野教育長は、暴力行為の有無を調査することを約束していたのです。

また、暴力行為の定義についても、遺族側は、平手打ちが行われていれば、それを暴力行為と認めるかという質問をしています。
それに対しても、藤野教育長は、
平手打ちが行われていれば、それは暴力行為です」とする発言をしています。

さらに、一人でも叩かれていた生徒がいたら、それで暴力行為があったと認めるかという質問にも、藤野教育長は「はい」と答えています。

しかし、再開された検証委員会において、町教育委員会が行った報告は、暴力行為そのものではなく、体罰の有無に論点をすり替えたもので、遺族の依頼した内容ではありません。

また、この報告内容について、堤教育課長に電話で確認をしたところ、町教育委員会は、この調査委内容について遺族側には説明をしないとしました。

遺族の依頼で調査は約束したが、その報告については遺族にすると約束をしていない、というのがその理由です。

これが、愛荘町教育委員会の実態です。


先日記載した通り、この検証委員会の再開に間に合うように、暴力行為が存在した事を証明する陳述書を作成し、再開された検証委員会にて各委員に配布をするように依頼をいたしました。

この陳述書は、柔道部において一宮元顧問による暴力行為の存在を1人の生徒さんが勇気を持って証言をされたものです。
この陳述書において、この生徒さんは、日常的な暴力行為が一宮元顧問によって行われていたこと、また、暴力行為の再調査が行われた際に、暴力行為の存在を学校と教育委員会に明言したことが記載されています。

1人の生徒の勇気ある証言を無視し、論点をすり替えてまで、事実を隠蔽しようとする秦荘中学校と愛荘町教育委員会の姿勢には強い憤りを感じます。
彼らが人間としての良心と引き換えにしてまでも守りたいものは一体なんなのでしょう。

遺族は、1人の少年の死に真摯に向き合わないばかりか、遺族を愚弄する、愛荘町の対応に強い遺憾の意を表明いたします。


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【2010/08/12 03:58】 | 愛荘町の説明・対応
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No title
-
悲しいことですね。学校や教育委員会は人一人の命を冒涜していったい何を教えるというのでしょうか?教育者としての人間としての資格を有しているとは思えません。亡くなった子供の夢そしてご家族の夢を踏みにじってまで自分たちの保身をはかる姿はむしろ哀れですね。ご家族の心がいつか癒される日が来ることをお祈りします。

愛荘町には怒りを覚えます!
heppoko runner
 愛荘町が「体罰はなかった」と判断したということは、当然一宮氏の弁明を聞いたと判断していいのでしょうね?
 であれば、なぜ一宮氏自身の口からご遺族に「体罰はなかった」と説明させなかったのでしょう?
 答えは簡単。「そんなことはできないから」ですよね?
 そしてそれは「日常的に体罰を繰り返していた、という事実があるから」ですね?
 村西町長・藤野教育長以下、愛荘町職員には誠意も、判断力も欠如しているとしか思えません。
 そして校長以下秦荘中の教職員は、勇気ある生徒の発言をふみにじるなどまさに言語道断!
 彼らに教壇に立つ資格はありません。全員とっとと辞表を提出しなさい!

No title
kouti jyuudoumann
私は、現在柔道三段です、若い頃から、小学生やら中学生の柔道の指導をしていました
又、某、大阪市内の公立中学校の柔道部も指導していました
初めて中学校に指導に行った時は、校長先生がしばらく私のしどう方法を見て安全を
確認して、大丈夫と思ったのか何時の間にか校長先生はいなくなっていました
柔道は人を投げるスポーツです、多少の怪我は付き物です、しかし、私は私を指導してくれた先生
のおかげで、「とにかく、頭を打ったら其の日は頭にぬれタオルを当てて休ませて様子を見るように
指導を受けました
柔道の怪我は大したことが無いようですが、投げ技はスピードがありますから、見た目以上に
衝撃を受けている事が多いいのです
だから、指導者は稽古をしっかりと見ていなかったら今回のような事が起こります
それと、この中学校には、事故に対して判断出来る指導者がいないのではないですか?

そして、体罰ですが、私は必要ないと思います、私の指導をしてきた中には世界選手権に出た子供も
いますし、中学校では大阪府の予選を優勝して全国大会にも出た中学もあります
そのような中学校でも一切体罰はありませんでした
練習中でも、子供たちと正面から向かい合い体調面とかを考慮して柔道に打ち込んでいました

私は断固として体罰の指導は容認出来ません。

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本日、再招集された検証委員会で愛荘町教育委員会の堤教育課長が出席し、暴力行為は無かったとする報告を行いました。

検証委員会では同時に、遺族側が提出した暴力行為はあったとする生徒さんからの陳述書が各委員に配布され、出席した委員から、町側の説明と違うではないかという質問があったという事です。

また、この調査を依頼したのは遺族ですが、愛荘町教育委員会の堤教育課長は、調査は約束したが、その報告を遺族にするとは言っていないとし、遺族に対しては調査結果を報告しないとしました。

この件については改めて詳述しますが、取り急ぎ速報としてお伝えします。


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【2010/08/11 17:32】 | 愛荘町の説明・対応
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本日、再招集される第三者委員会に間に合うように、暴力行為があったとする陳述書を愛荘町長と教育長宛に送りました。

この陳述書は、実際に暴力行為を受けたと認めている生徒さんから弁護士が聞き取りを行い、それを陳述書の形にした物です。
この陳述書の冒頭で、その生徒さんは、

一宮顧問は直ぐ怒り叩く先生で怖い先生でした。

と述べています。

具体的な一宮元顧問の暴力については、

叩かれるのは、乱取り練習の時が多く、3日に1回程度の割合で叩かれていた。
乱取りの練習中に、一宮顧問から、「どこを見てんねん」と怒鳴られながら、平手打ちで力一杯叩かれて、その場で倒れたところを続いて太もも蹴られたことがある。


という内容が述べられています。
康嗣や他の生徒への暴力についても、詳細に記述があります
さらに、この一宮元顧問の暴力を他の先生は知っていたとも述べられています。

この陳述書には、前回の記者会見で私が依頼した暴力行為の調査についても、述べられています。
聞き取りを行ったのは、川島教頭、木村柔道部副顧問、教育委員会の人間の3名で行われ、一宮顧問はどういう存在だったか、どんなことをされたかなどとという質問をされたと述べています。
そして、

恐くて厳しい先生で、試合のときに蹴られたり、殴られたりした。
柔道部の練習では3日に1回の割合で平手で強く殴られた。


と答えたという記述があります。

この生徒さんは、勇気と強い信念をもってこの陳述書の作成に協力をいただきました。
生徒さんご自身、ご両親に、深く、深く、感謝いたします。
ありがとうございました。

この陳述書には、間違いなく一宮元顧問による暴力行為があった事、そしてそれを秦荘中学校と教育委員会が行った調査の場で、間違いなく述べた事が記載されています。

遺族は、この陳述書と著明アスリートによるスポーツ指導上の体罰の無意味さ等について掲載された雑誌を併せて、村西町長と藤野教育長宛に送付し、さらに本日開かれる第三者委員会に提出するように総務課のH氏に依頼をし、了承をいただきました。



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【2010/08/11 10:13】 | 第三者検証委員会
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7月20日付けで送付した愛荘町への要望書に対する回答が戻ってきました。
送付した要望書の内容を再掲します。

愛荘町長 村西俊雄殿
2010年7月20日

「町中学校柔道部事故検証・安全対策委員会」に関する要望書

検証報告書の再提出にあたり、先の第三者委員会が一度解散をしていることにより、改めて第三者委員会を組織されると聞いております。
新しく組織される第三者委員会につき、以下を要望いたします。 



1. 新たに組織される委員会に、前委員だけでなく「全国柔道事故被害者の会」が選出した委員を一名選任する事。
2. 委員会の報告書については、一般に公開する前に、まず遺族に公開する事。
3. 報告書を公開する前に、報告書に対する遺族側の質問権を確保する事。
4. 報告書が提出される委員会については、質問者として遺族及び代理人の出席を求め  る。
以上

1. について
「全国柔道事故被害者の会」は、内外の豊富な柔道事故に関するデータ、柔道事故が機序となる脳損傷に関する医学的データ、柔道事故のまったく起こっていない欧米の柔道連盟の安全対策マニュアル・医療マニュアルを独自で翻訳し保有する日本で唯一の団体です。
豊富な事故データ、医療データ、特に欧米の柔道協会による安全対策のマニュアルは、愛荘町が今後の事故防止、安全対策を講じる上で、必ず大きな力となると考えます。
また、直接の関係者でもない事から、第三者委員会の出席については規定上の問題もなく、第三者委員の公平・公正さを保ためにも有効であると考えます。
2と3について
前回出された報告書において、被害者の部活動の参加日数等、事実関係が明らかに間違っている箇所が多々有ります。これは事実確認を一方的にされているからに他なりません。
正しい事実認識がなければ、正しい検証は導きだされません。そのために、事前に事実確認を遺族にすること、遺族側により報告書への質問権を確保する事を要望します。

4について
前回同様に、出席を求めます。


この要望書に対して、愛荘町からの回答は、4つの要望について、すべて「考えていない」という回答でした。
1については、継続審議である事が理由として添えられていました。

2~4については、理由さえ述べられていません。

特に4については、前回は、報告書が提出される際に遺族の同席を認めているにも関わらず、今回は理由も説明しないままに「考えていない」としたことには納得ができません。

これについては、愛荘町の総務課の細江氏に問い合わせをいたしました。

回答は、本来第三者委員会の報告書は提出をされたら、それで終了であり、前回のように要望を聞いて再検討する内容のものではない。
したがって、今回は報告書が第三者委員会より提出される際に、遺族を呼ばないというのが愛荘町としての考えである、という事でした。

要するに、前回の記者会見で報告書の内容について遺族やマスコミがその不備を指摘し、その結果として報告書の再提出を約束してしまった事は愛荘町としては想定外の事であったのだそうです。

なので、前回のようにならないために(遺族および記者からの質問や要望によって報告書に変更がでないようにするために)、遺族は呼ばないというのが愛荘町の考え方であると説明をされました。

報告書が一度提出されたら、その内容に事実認識の間違いがあろうが、それで終わりなのだと言う事を表明された訳です。
何のための報告書なのかと疑問を感じざるをえません。

1人の子供の死を真摯に受け止め、再発を防止するため、安全対策を作るための報告書であるはずです。
そのためには、事実認識に間違いがあってはならないと思います。

しかし、事実認識に違いがあったままの報告書であっても、それでもよいのだ、という判断なのでしょう。

とりあえず、愛荘町はこの件を早く終わらせたいのでしょう。

前回の記者会見の時も感じましたが、報告書によって安全対策を進めることが本来の目的なのではなく、報告書が提出されたことでこの件を早く終わらせる事が目的なのだと強く感じました。


なお、回答書には第三者委員会の再開が明日(8月11日)であると添えられていました。
総務課の細江氏は、明日の第三者委員会においては、遺族からの要望については、すべて説明をし、要望を委員会が了承をすれば今回の回答の限りではないという事を話されました。

正しい事実に基づいた報告書でなくては作成する意味もありません。
委員会のみなさんが、正しい判断をされる事を期待しています。

明日再招集される第三者委員会では、前回の記者会見の内容について村田委員長以外の委員に対して説明が行われるのだそうです。
そして、教育委員会より前回私が依頼した秦荘中学校の柔道部の顧問による日常的な暴力行為があったかどうかの調査報告がされるのだそうです。

ちなみに、今朝、私が愛荘町の教育委員会に電話をいれ、堤教育課長に確認をしたところ、「進めています」以外の事はまだ何も言えないという、いつも通りの回答がありました。
明日、第三者委員会の場で、報告する内容が、調査を依頼した遺族にはまだ言えないということです。

明日、どのような報告がされるのか、それを受けて第三者委員がどのような動きをするのか、注目をしています。




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【2010/08/10 17:56】 | 愛荘町の説明・対応
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