2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
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今年の11月に大阪で小学校1年生の男児が柔道教室の練習が原因と思われる事故でなくなっていました。


以下朝日新聞の記事より転載いたします。
転載元はこちらです。
http://www.asahi.com/national/update/1227/OSK201012270074.html

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大阪市此花区の柔道教室で11月、同区内の市立小学校1年の男児(6)が練習中に意識を失って病院に運ばれ、1週間後に死亡していたことが、大阪府警への取材でわかった。司法解剖の結果、死因は頭を強く打ったことによる脳腫脹(しゅちょう)で、府警は業務上過失致死容疑で捜査している。

 府警によると、柔道の練習場は同区内の整骨院に併設されている。11月10日夕、男児は柔道教室の男性指導者(35)と練習をしていたところ、気分の不良を訴えた。しかし、練習は続き、しばらくして意識を失い、病院に運ばれたが、同17日に死亡した。当時、練習場には複数の児童や保護者がいたという。

 捜査関係者によると、指導者は府警の任意の調べに対し、「根性をつけるために練習を続けた」などと話しているという。

 府警は、男児が不調を訴えていたのに、指導者が練習を続けた点を重視。死亡と練習の因果関係や、指導者が男児の死亡を予見できたかなどを慎重に捜査するという。

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産経新聞にも掲載されていますので、リンクをご紹介します。
http://www.sankei-kansai.com/2010/12/27/20101227-047779.php

2紙の記事では、わずか6歳の子どもが吐き気がすると訴えていたにも関わらず、この指導者は「根性が育たない」という理由で練習を続けたという事です。
吐き気を訴えた時点で脳に損傷を負っていた可能性が極めて高いと思います。
その時点で練習を中止して即座に病院で適切な処置をしていれば、命は助かったのではないかと推測します。

全柔連がいくら指導者の安全講習を行おうと、いまだにこのような指導者がいるのです。
そして、このような指導者は全国にいます。
これがこの国の柔道の現状であり、非常に大きな問題点です。

また、11月の事故がいまになって表に出てきた事に、この国の柔道事故の暗部を感じざるを得ません。

事故が起こった大阪で、1月15日に全国柔道事故被害者のシンポジウムを開催します。
おそらく今回の事故の原因、そして多くの柔道事故の原因でもある加速による脳損傷の発生機序を含め、柔道事故撲滅のための講演を予定しています。
一人でも多くの指導者の方にお見えになっていただきたいと思います。

自分の指導方法に問題がないか、今一度よく見つめ直してください。


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【2010/12/27 09:29】 | 柔道事故
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