2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
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民事提訴の次回の口頭弁論は、8月30日(火)の16:00からとなりました。

被告側の代理人による訴状の認否が行われる予定です。
8月1日までに被告側の代理人より訴状への反論が裁判所に提出される予定となっています。

期日が近づきましたら、またお知らせをさせていただきます。


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【2011/06/20 16:24】 | 民事提訴
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初公判当日(6月14日)の中日新聞の滋賀版に、康嗣の事故と民事提訴に踏み切るまでの経緯を記載した記事が掲載されました。
この記事の最後に、愛荘町の担当者のコメントとして以下の内容が記載されています。記事より抜粋して引用します。

(引用ここから)
愛荘町の担当者は「町や元講師、教育委員会には責任がある。だが、『それぞれどれくらいの責任があるのか』ということを裁判所に委ねたい」と強調した。遺族への謝罪の有無には「謝罪することすら、受け入れてもらえなかった」と話した。
(引用ここまで)

初公判当日の新聞です。
愛荘町の担当者なる人物が、行政側の責任の所在を認めながら、それぞれどれくらいの責任があるのかを裁判所に委ねると強調したとあります。

自分も悪いけど、自分だけが悪いんじゃなく他の人も悪いんです。という、まるで、子どものようなコメントに呆れ果てますが、私はこの発言の裏に愛荘町の二つの意図を感じます。

一つは、死亡した康嗣にも、あるいは遺族にも、何らかの過失があると認めさせたいという事。
もう一つは、責任の大半を元講師になすりつけ、愛荘町の過失割合を少なくしたいという事。

行政がすべての責任を認めようとせず、責任の分担を求めるこの発言で、愛荘町が一人の少年の死にどのように対峙しようとしているのか、よく解りました。


さらに、このコメントには重大な嘘も隠されています


この記事に書かれているように村西愛荘町長は再三にわたり、メディアに対し町や元講師の責任を認める発言をしています。
さも、町が責任ある対応を遺族に対して行っているようなイメージを植え付けたいのでしょう。

私は、これは愛荘町の住民の方に、町が遺族に誠実に対応をしていると信じこませたいが故のパフォーマンスだと思っています。
愛荘町の住民の中には、この町長の発言を信じて、わざわざ妹に、町はちゃんと対応してくれているのに何故そんなに意固地になっているのだ、とまで言いに来た方もいたのだそうです。



しかし、先日掲載した愛荘町からの答弁書を一度読んでみてください。
答弁書の中で、愛荘町は事故の責任を認めていません。


責任は行政にあると吹聴しながら、提訴では責任を認めないという、この矛盾。
これを「嘘」と言わずして何と呼べばいいのでしょうか?

そしてこの「嘘」で、妹家族は地域から孤立することになったのです。
あまりにも無責任な発言で、遺族が地域から孤立する。この「嘘」の責任は極めて重大です



さらに、この担当者は「謝罪すら許してもらえなかった」という発言をしてます。

再三にわたり申し上げていますが、第三者検証委員会による報告の場で、初めて村西愛荘町長は町に責任がある、遺族に対して謝罪すると言及したのです。
しかし、この報告会以降、愛荘町から妹に連絡があったことは一度もありません

また、謝罪とは、起こった事の責任を認めたうえでなされるべきことです。
ただ、単に頭を下げるという事ではありません。

そして、私達は、町が責任を認める機会を何度も与えてきたつもりです。
しかし、その総ての機会を無視し、責任の所在を曖昧にしたままで、何を謝罪するというのでしょう。

「謝罪することすら許されなかった」という愛荘町の発言は遺族を愚弄する詭弁でしかありません。





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【2011/06/18 18:58】 | 愛荘町の説明・対応
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6月14日の初公判の当日、フジテレビのスーパーニュースで康嗣の事故が報道されました。
「追跡」というコーナで、5時27分頃から途中CMをはさみ約13分弱の放送でした。
残念ながら関西では、この時間帯にローカルニュースが入っていたようで放送はされなかったようです。

放送は、康嗣の事故の経緯と学校や愛荘町の対応について報道され、武道必修化を前にした学校柔道の安全性について言及される内容でした。

当日は、公判で帰省をしており後で録画で確認をすることになったのですが、この放送の中で愛荘町の藤野教育長が驚くべき発言をしています。

私達は、元講師が部活動内外で生徒に対し平手で殴る、尻を蹴るなどの暴力行為を行っており、それが事故の背景、または遠因となっていると主張をしています。
殴られる恐怖から、体力の限界を超えた練習であっても容易に休むことができない。その事が、個人の体力を無視した過酷な練習に繋がると思っています。

しかし、秦荘中学校も愛荘町教育委員会も、けっして一宮元講師が暴力行為を行っていた事を認めていませんでした。

正確に言うと、最初は暴力行為の存在を認めていたのです。
事故直後の秦荘中学校とのやりとりで、柔道部の副顧問の木村教諭は、私の前で、一宮元顧問が試合中に生徒を平手で殴った事があると認めました。
これについて、北村校長は、平手打ちなどの行為は生徒の成長を願う指導であり、体罰ではないと、これも私の前で話をしています。
体罰という言葉をつかわないまでも、暴力行為があったことを認めていたのです。

それが、一変し、暴力行為そのものの存在を否定しました。

秦荘中学校の北村校長は、私達が元顧問による暴力行為の調査をして欲しいと依頼をした時に、
「体罰があったという認識をしていないので、(生徒への)調査は行いません」
と明言しています。

2010年7月14日、康嗣の事故から1年が経とうかという時に行われた第三者委員会による事故の検証報告会においても、多くのメディアの前で藤野教育長は、
「体罰はありません。日常的に暴力行為は行われていません」
「暴力行為があったのかどうか、秦荘中学校の教職員に確認をしたところ、教職員全員がそのような現場は見ていないと証言をしました」
と発言をしています。
当初、暴力行為を認めていた教師も含め、全員の教師がそのような現場を目撃した事はないと証言したというのです。

私達は、この検証報告会で暴力行為の調査が不十分であるとして再度、暴力行為の調査を行う事を町側に約束をしてもらいました。
この時に、藤野教育長は、一学期中に再度、柔道部に所属していた生徒と全校生徒に対して、一宮元顧問が暴力行為を働いていたか否かを調査する事を約束をしました。
しかし、記者会見という席上で公言をしたこの約束は、結局果たされることはありませんでした。

生徒全員はおろか、柔道部の部員に対しても、わずか柔道部の数名の生徒に聞き取りを行っただけで調査を終了し、2010年9月30日に愛荘町が出した報告書には、
「柔道部顧問が日常的・継続的に体罰をふるっていることはなかった」と町教育委員会から報告を受けていると記載をし、暴力行為の存在を否定したのです。

上記の経緯については、当ブログの「愛荘町の説明・対応」に詳細が掲載されていますので是非時系列でご覧ください。

このように執拗なまでに暴力行為を否定してきた愛荘町ですが、6月14日のスーパーニュースの報道内において藤野教育長は取材に対して「部活動の指導の中で体罰はありました」と発言をしたのです。

今まで否定してきた暴力行為の存在を「体罰があった」として教育長自身が認めたのです。
非常に、大きな、重大な発言です。

私達はこの事実を報道の中で初めて知りました。
本来なら、暴力行為の有無を調査する事を依頼していた家族への説明があってしかるべきだと思います。

元顧問による体罰はあったのです。
では、何故それを今になって認めたのか?
どのような経緯によって、いつ、体罰の存在が解ったのか?

今まで公の場において否定した事を、一変して肯定する重大な発言をメディアにした以上、愛荘町はその経緯について報告をするべきだと思います。




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【2011/06/16 10:40】 | マスコミによる報道
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昨日(2011年6月14日)、初公判が終わりました。

50数席の傍聴席は、ご支援をいただける方でほぼ満杯になりました。
滋賀県大津市という地方にも関わらず、地元の皆様や関西の諸都市を初め、九州、長野、東京という遠方からも多くの方がお見えになっていただきました。
すべての方にご挨拶ができず、申し訳ありませんでした。
改めて、御礼を申し上げます。
ありがとうございました。

提訴をしている被告側は愛荘町の弁護士のみの出席でした。
元顧問側の弁護士は欠席をし、答弁書のみが出されました。

公判では康嗣の母親が意見陳述を行い、康嗣の生い立ちから、その優しかった人となりについて述べ、子ども無くした無念の気持ち、さらに安全で安心であるはずの学校において子どもが死亡するという事故が起こりながら誰も責任をとろうとしない事実を述べ、この裁判において康嗣の死が何故起き、そして誰に、どこに責任があるのかを追求していきたいと話しました。

公判終了後に、記者会見と報告会を行い傍聴にお見えになっていただきました方に裁判までの経緯と訴訟の説明を行い、町の現在までの対応についてお話をいたしました。

また、記者会見の場において、被告側より提出をされた答弁書について説明をいたしました
答弁書の内容については申し上げたい事が山ほどありますが、今後の裁判の内容に触れる記載を避けることができませんので控えさせていただきます。

ただ、一言申し上げるならば、愛荘町の答弁書は町の責任回避を論じ、村西愛荘町長が再三にわたり明言をしている「愛荘町に責任がある」「遺族に謝罪をしたい」という内容からは真逆のものです。
また、元顧問からの答弁書は、欺瞞に満ちたものです。


昨日の夕方にはこの初公判のニュースがフジテレビのスーパーニュースで放送されました。
ここで、愛荘町教育長に行われた取材において、教育長が今までとまったく違う話をしています。
この事については、次回に記載をさせていただきたいと思います。




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【2011/06/15 14:52】 | 民事提訴
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いよいよ本日、第1回目の公判が行われます。

遠方より傍聴にお見えになっていただける方もいらっしゃいます。
ありがとうございます。

公判終了後には報告会も開催いたします。
本日は、可能な限りツイッターで状況などをお知らせしていきたいと思います。


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【2011/06/14 08:16】 | 民事提訴
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来週の火曜日(6月14日)に民事提訴の初公判を迎えます。

初公判では、康嗣の母親が法廷に立ち、意見陳述を行います。
この意見陳述では、衝撃的なお話もさせていただくことになると思います。

是非、多くの方に傍聴にお見えになっていただきますよう、お願いをいたします。

日時:2011年6月14日(火曜日)13時10分~
場所:大津地裁 1号法廷(地図:http://www.courts.go.jp/otsu/about/syozai/otumain.html


公判終了後に、近接する滋賀県弁護士会館におきまして報告会を開かせていただきます。
http://www.shigaben.or.jp/about03.html

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【2011/06/07 09:45】 | 民事提訴
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らら
 息子を持つ母親です。
 ごめんなさい。今日 初めてニュースで知りました。こんなことが 学校内で起こっていいはずがありません。
 お母様のお気持ちを考えると なんと言葉をかけてよいのかわかりませんが、私なりに 子供たちを守るということ 親にしかできないこと 取り組んでいきたいです。
 遠くからですが 見守っています。
 母子家庭の母より。

コメントありがとうございます
Uncle Mustache
らら様
コメントありがとうございます。
安心で安全なはずの学校で、何故このような事故が起こるのか、真実を究明していく事が次の事故を無くす事に繋がると信じています。
どうぞ御見守りくださいませ。



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6月1日の衆議院の文部科学委員会において頻発する柔道事故の問題を共産党の宮本議員が取り上げ、高木文科大臣が答弁をしました。
以下、メディアへの掲載記事より内容を引用いたします。

 日本共産党の宮本岳志議員は1日の衆院文部科学委員会で、学校部活などで多発する柔道事故をとりあげました。深刻な実態を示しながら、指導者の役割や事故の背景にある体罰、しごきの問題を高木義明文部科学相にただしました。
 独立行政法人日本スポーツ振興センターが毎年発行する『学校管理下の死亡・障害事例と事故防止の留意点』をもとに、名古屋大学の内田良准教授が調べたところ、1983年度から2009年度までの27年間で、110人の子どもが柔道事故で命を落としています。さらに、脳障害をはじめ何らかの後遺症を抱える事故が261件も起きていました。この数字には民間の道場などの事故は含まれておらず、公になっていない事故も少なくありません。
 こうした実態を示し、現状認識をただした宮本議員にたいして、高木文科相は「事故はあってはならないもの。各学校において、部活も含め、安全の確保は最重要」と答えました。
 そして、「今年度は新たに体育活動中の事故防止にかんする調査研究を行い、事故の分析、防止策について検討し、安全確保に努めていきたい」と答弁しました。
 宮本議員は、事故を医学的、科学的に解明し、再発防止策をたて、早急にすべての指導者に研修を行うことを求めました。さらに、事故の背景には体罰、しごきの問題があるとして、イギリスの例を紹介しました。
 宮本 イギリス柔道連盟では児童を保護するためのガイドラインをつくり、けがをするとわかっていながら技をかけることも、根性をつけるためと繰り返し技をかけることも、勝利の価値を強調しすぎることも、虐待であると定めています。
 イギリスでは、指導者になるためには、この研修は必修だということになっています。
 そのうえで、宮本議員はスポーツ活動のあり方を正面から問いました。
 宮本 柔道などの武道では、スポーツ活動を通して、相手への尊重と共同する精神、公正な規律を尊ぶ態度などを培っていく。そうした精神を指導者らの規範として確立していくことは、スポーツを担うすべての人々の人格、人権を守ることや、これからのわが国のスポーツの発展にとっても必要なことだと考えます。
 高木文科相 スポーツ指導者の責務、役割は極めて重要。講習会なども行い、安全確保のための資質を向上させていきたい。人権を侵害するとか、健康、安全を害すとか、こういうことは絶対にあってはならない。
来春に武道必修化
 来年4月からは中学校での武道必修化が始まります。しかし柔道事故被害者の会をはじめ、学校現場や親たちからは安全を危ぐする声が相次いでいます。これから、事故が増える夏場に入ってきます。これ以上、子どもの命や健康を損なわないためにも、国や関係団体は事故防止に一刻も早くとりくむべきです。

(引用ここまで。引用元URL:http://news.livedoor.com/article/detail/5611043/

また、今年の2月には、民主党の吉田つねひこ議員も予算委員会第四分科会にて,柔道事故に関して質問を出していらっしゃいます。
http://yoshitsune-kai.jp/tsunehigoro/?p=2905

武道の必修化を前に、国会でも柔道の安全対策が真剣に論じ始められているようです。

今回の高木文科大臣の答弁では、

部活動も含め安全の確保は最重要」
体育活動中の事故防止のための調査研究を実施し防止策を検討する」
スポーツ指導者の責務は極めて重要
人権侵害、健康、安全を害すという事は絶対にあってはならない」
という事に触れられています。

武道必修化による体育の授業だけでなく、部活動でも安全対策が最重要であるとした事。
また、スポーツ指導者の責任の重さに言及をした事。
さらに、従来稽古の名前の影で行われたいた「いじめ」「しごき」などの虐待行為等の人権侵害について触れた事は極めて重要な事であると思います。

今後も政党の枠を超えて、子どもの生命の安全と人権を守るための議論や活動が行われることを願っています。


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【2011/06/06 13:05】 | 武道必修化
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先日、当ブログでお知らせをした柔道事故のドキュメンタリー番組が本日の深夜に放送されます。
日本テレビ:NNNドキュメント’11「畳の上の警告 続発する柔道事故と中学必修化」

本日の深夜0:50~1:20の放送になります。
関西では読売テレビで同時刻での放送です。

我が家の事件も含め、全国の柔道事故が取り上げられます。
是非ご覧ください。

また、6月12日(日)にも、BSとCSで再放送が予定されています。

6月12日(日)11:00~  BS日テレ
6月12日(日)18:00~  CS「日テレNEWS24」

番組内容の詳細は以下のリンクよりご確認ください。
http://www.ntv.co.jp/document/
http://www.ntv.co.jp/program/detail/122245080.html


番組の予告動画が以下のリンクにて公開されております。
(予告動画の冒頭で康嗣の遺影が映し出されています)
http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?corner_id=000001167z


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【2011/06/05 11:25】 | マスコミによる報道
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6月5日(日曜日)の深夜に日本テレビのドキュメンタリー番組「NNNドキュメント’11」で柔道事故に関するドキュメンタリー番組が放映されます。
関西では読売テレビでの放映となります。

NNNドキュメント’11「畳の上の警告 続発する柔道事故と中学必修化」
放送日:6月6日(月)0:50~1:20(放送は6月5日・日曜日の深夜になります

番組の予告動画が以下のリンクにて公開されておりますが、冒頭で康嗣の遺影が映されており、我が家の事件についても触れていただけるようです。
http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?corner_id=000001167z

番組内容の詳細は以下のリンクよりご確認ください。
http://www.ntv.co.jp/document/

http://www.ntv.co.jp/program/detail/122245080.html


是非ご覧ください。
また、6月14日(火曜日)には、民事提訴の初公判が大津地裁で開かれます。多くの方に傍聴をいただき、秦荘中学校の柔道部で何が起こったのか、ご自身の目と耳でご確認をいただきたいと願っています。


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【2011/06/02 17:30】 | マスコミによる報道
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