2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
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夕方になって非常に大きなニュースが飛びこんできました。

2008年5月に松本市の柔道教室で当時小学6年の男児が練習中に投げられ急性硬膜下血腫を発症、重い障害が残った事故で、長野地検が業務上過失傷害罪で2度にわたり不起訴(嫌疑不十分)とした元指導者に対して、長野検察審査会は「起訴すべき」とする2回目の議決をし、元指導者は強制起訴されることになりました。

議決書では、男児と元指導員は体格差、能力差が大きく「基本技でない片襟体落としをかけたのは事故発生の重大な危険性がある」と指摘。
また、小中高校生にスポーツの指導をする際には、脳が揺れやすく、急性硬膜下血腫を起こしやすいことを念頭に置く必要があると指摘し、危険を伴う柔道の指導者は、頭部を打たなくても急性硬膜下血腫などで重大な結果が生じることを知り得たと判断。
同罪の成立に必要とされ、検察官が一貫して否定している予見可能性は「柔道の指導者として頭を直接打ちつけなくても重大な結果が生じると知り得た」とし、元指導者には予見可能性があり、事故の回避は可能だったと結論付けました。

この事故では、長野地検が2012年4月に元指導者を不起訴としたのを受け、男児のご両親が同年5月に検察審査会に審査を申し立てていました。検察審査会は7月に「起訴相当」と議決しましたが、長野地検は同12月に再び元指導者を不起訴としていました。

以下、報道記事へのリンクをご紹介します。
(リンクは、2013年3月7日現在において確認ができるものです。一定の期日を過ぎると非表示となるリンク先もありますのでご注意ください)

NHK
日本経済新聞
読売新聞
信濃毎日新聞
スポーツ報知

検察審査会の議決によって、柔道事故の加害者が起訴される初めてのケースです。
民事で認定された元指導者の予見可能生を、検察側は刑事事件としては嫌疑不十分としましたが、検察審査会は予見可能性認め、事故の回避は可能であったとした今回の議決は、我が家の事故も含め、今後の柔道事故の刑事裁判に大きな影響を与えるものと思います。


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【2013/03/07 18:21】 | 柔道事故裁判
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