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2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
先ほど、関西のメディアの方からご連絡をいただき、明日、愛荘町が第三者委員会による報告書の再提出を行うと発表したが知っていますか?というご連絡をいただきました。

愛荘町からは、一切のご連絡を遺族にはいただいておりません。

実は、この件については愛荘町の総務課の細江氏に9月29日に電話を入れています。
報告書の再提出の期日はいつになるのかと聞いたところ、まだ決定はしていないという回答でした。
わずか6日前の9月29日の事です。

■9月29日総務課
その時には細江氏は、報告書については最終段階であり、出来上がり次第、町長と教育長に提出され、その後に発表されるとい事を話されていました。
提出日の期日は決まっておらず、期日が決定次第、遺族にその連絡を貰うよう約束をしていただいておりましたが、残念ながらそのお約束ははたして頂けませんでした。
また、その時に、ずっとご連絡をいただいてない要望書への回答も早急にお願いをしていました。
その事についても、早急に回答をするという事でしたが、現時点では何もいただいておりません。

■9月29日教育委員会
9月29日は、愛荘町教育委員会の堤氏にも連絡をいれました。
7月の記者会見の場で藤野教育長が大勢のマスコミの方の前で約束されていた事が反故にされているのではないかと質問をすると堤氏は、教育委員会は第三者委員会に報告をする機関であり、遺族へ報告する必要はないと再三に渡り説明をされました。

記者会見の場で遺族が求めたのは、
1.一宮顧問が日常的に平手打ちなどの暴力行為を生徒に対して行っていたのかという事
2.上記につき柔道部に在籍した生徒だけでなく、全校生徒に対して調査をするという事。
この2点であり、この事を大勢のマスコミの前で藤野教育長は実行を約束をされたのです。

私達は、体罰ではなく敢えて暴力行為という言葉を使用し、その調査をお願いしました。
それは、以前より暴力行為がある事を認めながらも、それは生徒の成長を願っての指導であり、体罰ではないと強行に主張する北村学校長以下の秦荘中学校の教師が、暴力行為を体罰という定義論にすりかえ、体罰は無いと回答しないためでした。

しかし、教育委員会は第三者委員会に対して、以下の報告をしたのです。
1.元顧問による日常的、継続的な体罰はなかった。
2.今回の事故と体罰との因果関係はない。

あれほど体罰ではなく暴力行為の調査であると依頼をしたにも関わらず、暴力行為をここでも体罰に置き換え、体罰はないと説明をしました。
しかし、体罰はないとしながらも、事故と体罰の因果関係はないという矛盾した回答もしているのです。

第三者委員会に教育委員会が提出した報告書は、上記の2点のみを完結に記載しただけのものです。
しかし、この報告書を提出した際に教育委員会の堤氏は、第三者委員会に口頭でこう報告もしています。

2名の生徒が叩かれたと言っていたが、それによって気合いが入ったなどというように肯定的に捉えている。
体罰であると言っている生徒が1名いた。

堤氏は、第三者検証委員会の場において、少なくとも3名の生徒が暴力行為があったと言っていることを認めているのです。

この事を9月29日に堤氏に確認すると、そのような内容の発言をしたという事を認められました。
また、藤野教育長が、記者会見の場で、1人でも平手で叩かれていた生徒がいたら暴力行為があったと認めるかという質問に対して、藤野教育長が認めると発言をした事も、堤氏に確認をし、堤氏も藤野教育長のこの発言を認めました。

にもかかわらず、第三者委員会に教育委員会として提出した報告書がこの内容です。
あきらかに、調査を依頼した内容や藤野教育長が約束をされた内容と違うと指摘すると、堤氏は、例のごとく遺族に説明する事はありません、という回答です。

正常に機能しない教育委員会、それをそのまま採用する愛荘町と第三者委員会。
本当に事故を無くそうという気持ちがあるなら、到底できることではないと考えます。

この記事を記載中に、愛荘町の細江氏と電話で話をしました。

■10月4日:総務課細江氏
明日の記者会見を事前に遺族に知らせなかったのは、何故かという問いには時間が無かったのだという回答でした。
また、記者会見には遺族は同席をすることは、今回は考えていないという事でした。

理由は、前回の記者会見のように、遺族から様々な指摘が出ることは町としては良しとせず、ただ粛々と検証委員から町長に報告書が提出される事だけを望んでいるからだそうです。

また、教育委員会から提出された体罰の有無の報告書について、細江氏は
1.遺族が記者会見の場で依頼した調査内容ではない事
2.第三者委員会で教育委員会の堤氏が暴力行為あった事を認めていた事
3.藤野教育長が、全校生徒に調査をすると約束をされた事
これらの事を認めながらも、これ以上、教育委員会に調査依頼はしないと言明をしました。

そして、記者会見の場で藤野教育長が約束された事が守られなかった事について、公の場で約束した事を愛荘町が守っていないという事になるが、それでよいのかという質問に対し、細江氏は個人見解であるとした上で「それはそのようにとられても仕方がない」と発言をされました。

明日の報告書の提出で愛荘町はこの件をおしまいにしたいのでしょう。
愛荘町が、1人の少年の死に対して、どのように向き合うのか、そして、同じような事故を発生させないために、どのような努力をするべきなのか、本来されるべき議論は何もされないまま、終わりにしてしまいたいのだと感じました。

報告書の内容を入手次第、遺族はコメントを発表いたします。


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【2010/10/04 17:54】 | 愛荘町の説明・対応
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