2009年7月29日滋賀県秦荘中学校の柔道部で顧問に投げられた直後に意識不明になり、約1ヶ月後に急性硬膜下血腫で死亡した村川康嗣(当時12歳)の柔道事故の真実を明らかにし、それを多くの方に知ってもらうためのブログです。
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最高裁判所への要請署名のお願い

平成21年7月29日,滋賀県の愛荘町立秦荘中学校の柔道部の練習において,当時中学校1年生であった村川康嗣が亡くなりました。

 康嗣は、柔道初心者で体力もなく、受身の技量なども未熟でした。事件当日、顧問教諭は、30度以上の蒸し暑い体育館の中で、部員たちに3時間半にわたり過酷な練習を課していました。

 初心者の康嗣は,練習途中に頭を打ち、水を飲みにいく方向を間違うなどの脳損傷特有の症状を既に発症しており、他の生徒から見ても、既にフラフラで受け身もとれない状態でした、

 顧問は,上記事実に気づきながら、康嗣の脳に異常が発生している事を見過ごし、またそのような状態の中で過酷な練習を強いられ、疲弊しきって声も出ない状態であったにもかかわらず、「声を出していない」という理由で康嗣一人を残して練習を続けさせたのです。

 その結果,康嗣はただ一人、かわるがわる上級生に投げられ続け、そしてついには顧問自らが初心者には受身が取りづらいとされる返し技で(大外返し)で、力の加減をせずに投げ飛ばしたことにより、頭蓋内の損傷が拡大し急性硬膜下血腫を発症したことにより、その生命を断たれました。

 大津地方裁判所は,柔道部顧問の過失を認めました。しかし,「国家賠償法の解釈」により「公務員個人は被害者に対して民事責任を負わない」と判断しました。大阪高裁においても、同様の判決が出されました。

 しかし、常軌を逸した「しごき」「リンチ」と評価すべき過酷な練習を子どもに課した人間が、「公務員である」という理由で、民事上の責任を免れるのはあまりにも不合理です。
 一方、私立学校でこのような事件が起きた場合には、加害教諭個人の責任が認められています。私立学校の教諭は責任を負い、公立学校の教諭は責任を負わないというのは、あまりにも不公平です。
 しかも、最高裁は、このような不平等な扱いをすることについて、これまで何ら合理的な根拠を示していないのです。

 これまで、中学・高校における柔道事故の死亡者は、1983年度から2011年度の29年間で、実に118件に上ります。
 たとえ死亡に至らなくても、後遺症が残る事故が1983年度から2010年度の28年間で284件も起こっています。
 年間平均すると4人以上の死亡者、10人以上の後遺障害者を出している事になります。その多くが、指導者による過酷な練習によるものであり、指導者の安全意識の欠除によるものです。
 公立学校の教諭であれば、何をしても「公務員」であるという理由で、民事上の責任を免れられるのであれば、今後も同じことが繰り返され、同じように公務員個人の責任が問われないままとなってしまいます。

 私たちは、最高裁判所が本件に真摯に向き合い、本件顧問の責任を明確に認める判決を下されることを求めます。

<不当な判例の壁を打ち破ることに、お力をお貸しください>

最高裁判所は一貫して公務員個人の不法行為責任を否定していますので判例変更がなされるのは,とてもハードルが高く、原告及び弁護団は,多くの方のご協力をいただきながら、これまで主張立証を充分尽くしてきました。しかし,それだけでハードルを乗り越えるのは極めて困難な状況にあります。
そこで,是非とも,皆様に署名へのご協力をお願いいたします。

最高裁を動かすには、皆様のお力が必要です!
是非、ご協力のほどを宜しくお願いいたします。

<署名のお願い>

以下より、署名用紙のPDFをダンロードいただき、弁護団までご送付をお願い致します。(まことに申し訳ございませんが、郵送料はご負担を賜りますようお願い致します)
署名用紙ダウンロード(PDF)
署名用紙は可能な限り、平成26年7月25日までに届くようお送りください。

また、以下のサイトでオンライン署名活動も行っています。
http://goo.gl/QaLpqf


<今後の活動スケジュール>

平成26年7月27日(日)午前 都内にて記者会見
平成26年7月27日(日)午後 都内にて集会

平成26年7月28日(月) 署名用紙を最高裁判所に提出予定

集会につきましては、詳細が決定しだいご案内させていただきます。
最高裁判所への署名提出日の翌日、7月29日は、康嗣の命を絶ったこの事故の起こった日から5年目となります。

どうか、皆様のご協力をお願い致します。


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【2014/05/22 13:55】 | 民事提訴
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